PS5 DualSenseの症状を切り分ける

PS5コントローラーが勝手に動くときの確認方法と対処法。

最初に症状を記録する

DualSenseをPCまたはMacへ接続し、PS5コントローラーのドリフトテストを開きます。ボタンを1回押して認識させたら、机の上で左右のスティックに10秒ほど触れず、現在値、平均、P95、最大値を記録してください。その後、各スティックを外周に沿って一周させ、手を離した位置も比較します。

「勝手に動く」場所を分ける

1つのゲームだけで起きる場合は、そのゲームのデッドゾーン、応答曲線、カメラ設定も確認します。PS5のメニューや複数のゲーム、ブラウザテストでも同じ方向へ動く場合は、コントローラー側の入力が関係している可能性が高くなります。ブラウザで動かず特定のゲームだけで起きる場合は、ゲーム設定やソフトウェア側も疑ってください。

USBとBluetoothを別条件で比較する

普段の接続方式で測定した後、ブラウザとPCを変えず、データ通信対応のUSB-Cケーブルでも繰り返します。Bluetoothでは距離、バッテリー残量、電波干渉が影響する場合があります。接続を変えても同じ方向の入力が繰り返されるなら、単なる通信の不安定さとは分けて考えやすくなります。

デッドゾーンは修理ではない

小さな中心ずれなら、ゲーム内のデッドゾーンを少し上げることで症状が見えなくなる場合があります。デッドゾーン確認ツールで安定する最小のしきい値を探し、ゲーム内で再確認してください。値を大きくしすぎると細かなエイム操作が失われます。また、デッドゾーンは入力を無視する設定であり、摩耗や汚れを直すものではありません。

低リスクな対処から試す

PS5本体とDualSenseのソフトウェアを最新状態にし、コントローラーを再接続して同じ測定を繰り返します。必要に応じてSonyのDualSenseトラブルシューティングも確認してください。分解、接点への薬剤使用、部品交換は故障や保証対象外につながる場合があるため、保証期間と公式サポートを先に確認します。

修理や交換を検討する目安

同じ方向への入力が複数回の静止測定で再現し、USBとBluetooth、複数のゲームでも実際の操作に影響する場合は、保証や修理の相談材料になります。測定値だけで内部部品の原因は特定できません。コントローラー名、接続方式、発生するゲーム、左右どちらのスティックか、測定日時をまとめてからサポートへ相談すると状況を伝えやすくなります。

このブラウザテストで分からないこと

Gamepad Benchは、OSとブラウザがGamepad APIへ公開した入力を表示します。可変抵抗の摩耗、内部の汚れ、ばねの損傷、校正値、ファームウェアのどれが原因かを確定することはできません。1回の小さな数値ではなく、同じ条件で繰り返す方向と大きさを判断材料にしてください。